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製品紹介#1 室内ドア ハピア ソリッド調/DAIKEN


hapia ソリッド調(コンクリートグレー色)/DAIKEN

 国内の大手建材メーカーの一つであるDAIKENが販売するハピア(ソリッド調)。室内ドアといえば木目調のものがほとんどの中、モルタル風の室内ドアは貴重ですよね。

 また、クローゼットドアや玄関収納にも同色があるため、住宅を通して統一することもできそうです。

hapia ソリッド調(アイアンブラック)/DAIKEN

 個人的に室内ドアは、床材の色と合わせるより、室内壁との兼ね合いを大切にするのがおすすめです。理由はドアと同一面にあるのは壁だからです。ドアは床に対して平行に立っているため、同色同柄の製品を使ったところで統一感はそれほど感じられません。各メーカーで、天井ジャストの建具が押されているのも、同じ理由からくるものだと思います。

 また木目調の室内ドアは、他社の木質系床材を使った場合に、若干の色の違いや木目の柄の違いで違和感が出がちですが、今回紹介したソリッド調や無地だと、他社製品や無垢フローリングとも安心して合わせられそうですよね。

 価格は、ベースカラーとなる木目調の製品の1.5倍ほどです。LDK入り口や、主寝室などにのみ使用し、その他のドアを無地のモノトーンにすると、見映え良くコストカットできるかもしれません。

DAIKEN HP(ハピア):https://www.daiken.jp/product/lp/door.html

 ついでに今後の住宅のトレンドについて少しだけ私見を…

 ここ数年、シンプルな住宅が見慣れるようになってきましたが、そのブームもそろそろ終わり近づいてきていると思います。理由は、予算をかけた住宅もローコスト住宅も一様にシンプルになっているためです。

 トレンドとは差別化であり、その結果がブームです。そして、今いうシンプルやモダンは、トレンドの段階をとうに過ぎ、ブームの段階にきています。現在、住宅に予算をかけられる層や感度の高い層は、装飾的で伝統的なデザインにゆっくりとシフトしていっているのではないでしょうか。

 皆さんは今、どういった住宅が素敵だなと思いますか?

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