製品紹介#8 巾木 albase/森田アルミ工業

今回ご紹介するのは「albase」。森田アルミ工業が制作する高さ12㎜の極小アルミ巾木です。
そもそも巾木とは...? 床と壁の取り合い部分に付ける部材のこと。材の隙間を埋めてくれるもので、これが天井との取り合い部分になると「廻り縁」になります。
通常の巾木は30~60㎜程の高さなのですが、これが遠目で見ても結構目立ちます。もちろん装飾的なものもあるため、飾りとして採用するにはいいのですが、シンプルな家作りをしたい方には気になるポイントかも...。
そこでそういった方におすすめなのがalbase。アルミ製で且つ高さ12mmと細身なつくり。森田アルミ工業さんのHPに施工事例が載っていますが、部屋全体を見ても存在を忘れるほど目立たない。
工法は少し特殊で、通常は床と石膏ボードを貼ってから巾木を取り付けますが、albaseの場合は、石膏ボードを張る前に床に固定し、その上に石膏ボードを乗せるような形で貼っていくよう。この工法によって、12㎜という細さでも、巾木が波打ったり剥がれたりしないわけですね。
住宅を考える際、ついついないがしろにされがちな巾木という部材ですが「神は細部に宿る」という言葉があるように、細かな部分をこだわることで、完成度や満足度の高い住宅が出来上がるように感じます。
森田アルミ工業 HP(albase):https://www.moritaalumi.co.jp/product/detail.php?id=23
また同社では、外観を見たときにどうしても目立ちがちな、電気メーターやガスメーターのカバーなどもあり、どの製品も無駄な装飾がなくシンプルなつくり。そういった住宅を考えているお客様はぜひHPのほうも必見です(#^^#)